デジタル画像による構造物等の点検・分析支援システム
デジタルカメラで撮影した画像やスキャナで読み込んだ図面を利用し、画像処理技術で構造物のリニューアル工事・大規模修繕・耐震補強工事などを支援するソフトウェアです。
トンネルや橋梁などの構造物・道路・ビルなどのトレース画像をもとに、クラック(ひび割れ)診断、面積計算、帳票作成が行えますので、耐震診断ツールとして最適です。
スキャナ読込み図やデジタル画像(デジタルカメラで撮影した画像)から作成した図面上でトレースしたり範囲指定することで数量拾いが簡単にできます。
記録をデータ化することで診断精度の向上を計り、事務量を削減。
デジカメで撮影した斜めや離れた位置からの写真でも正射影変換でき、デジタル画像(正面から見た画像)の上でひび割れ、コンクリートやタイルの欠落、塗膜、剥離などのような形状を画面上でトレース、または範囲を指定することで長さ面積、ひび割れ幅などを計測しラベルの貼付をすることができます。
ひび割れ幅測定機能
正射影返還後の画像からひび割れ幅を検出することが可能。
建物下から撮影した画像でも立面図を作成することが可能。
工事時の手書き劣化図をスキャナで読込み画像上でトレースします。使用ピン数や図面上の隠れ部分のひび割れや剥離もマークを利用し追記します。清書された補修図が作成され、数量はエクセルで自動集計されます。
必要な修復部分をマークで表示。 数量はExcelで自動集計されるので正確です。
図面がお手元になくても、撮影画像から立体図面を作成することができます。
正射影された画像上で、矩形、直線、平行線などの作図ツールや、十字マウスポインター、座標表示メニュー連続コピーなどの機能を使って図面データを完成します。
図面の無い見積依頼の場合に撮影画像から正射影変換後、立面図を作成できます。また、レンズ収差補正と正射影変換を施し、画像を実際の寸法と対応させCADの下図として利用することができます。
写真撮影(デジタルカメラ)
図面・画像PC取込
トレース・指定範囲
見積・工事数量拾い
初期診断書
下地補修図・劣化数量表
図面作製
法面の土量計算、図面のない古い建築物の図面化、色認識による緑化環境計測